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PHILIPS LHH2000

フィリップス LHH2000 CDプレーヤー メーカー希望小売価格¥1,600,000(税別) 発売1985年

CDのオリジネーターの一方が満を持して放った同社CDプレーヤーの記念すべき第一号機!

基本的に業務用機で、ドライブ部とコントロール部が分かれている、操作が独特で複雑(早送り、戻し、選曲などの機能もない!)、など一般的でない外観・使い勝手にも関わらず、その驚くべき音質で、CD再生の原器とも言われたCDプレーヤーの名機中の名機と言われる機種。オランダの本社工場で生産される受注生産モデルというのも愛好家の心をくすぐるようです。

ドライブユニット:LHH2001、コマンドモジュール:LHH2052、から構成されます。だからといって、いわゆるセパレートCDというより、操作部と本体が分かれているような感じです。LHH2001のメカはCDM-1で最高のドライブメカとも言われます。DACはなんと14ビット精度のTDA1540。4倍オーバーサンプリングデジタルフィルター、2次ノイズシェイピングのSAA7030との組み合わせ。

滅多に中古は見ませんし、あっても、現在性能・機能を維持するのは大変なようですが、それでも何十万、50万円以上もします。

これはコレクターズアイテムではなく、現役の名機だということを、最近の雑誌記事でも思い知りました。レコード芸術2012年4月号のオーディオ記事に、オーディオ評論家の麻倉怜士氏の記事がありました(CDプレイヤー歴史的銘器聴き比べ~デジタルオーディオの進化を聞く…)。氏はアキュフェーズの最新フラグシップSACDセパレートプレーヤーとリンのCD12、そしてLHH2000の3台ものハイエンドCDプレーヤーを所有し、それぞれの印象を書いた記事です。どうせ新しいほどいいって書いているのだろうと思ったら、なんだかむしろLHH2000が驚異的に音質がいいように見える文章でした。しかも驚くのはよくある情報量はないけどアナログ的で音がいい、みたいなものではなく、むしろLHH2000はCD12よりも情報量が多く、アキュフェーズの最新にもヒケを取らないかのように見えるのです。詳しくは記事を見て欲しいのですが、最後の「3台とも現役である」という言葉が多くを物語っているのではないでしょうか?

フィリップスのマスタリングの評価用に開発された業務用であるので、これで聴くのに最適なのはやはり往年のフィリップスの初期デジタル録音の名録音たちでしょうか?そのフィリップスレーベルもなくなり、デッカレーベルに吸収されてしまっているのも時代の流れでしょうか?しかし、この機種は時代の流れにはまだ流されてないのかもしれません。

この機種の後継機的機種があのSTUDERのA730。こちらも今だ現役の人気機種。

ヤフオクでの実際の取引例
550,000 円 1入札 '11年4月12日 オーバーホール済です。完動品です。手持ちのCDRも読み込み再生してくれました。この肉声の厚み、ピアノの立ち上がりと余韻は堪えられません。予備のピックアップCDM-1を2万円でお譲りしますので落札後申し出下さい。日本マランツによる日本語説明書付属。オリジナル電源コードも付属。余裕のあるホールで聴く感じを得意としていて、変な味付けのない帯域バランスは見事といえます。響きの厚み、音場の深みを感じることのできる数少ない逸品で現代でもその醸し出す音に魅了し多くのオーディオファイルに愛され続けております。



ヤフーオークション フィリップスのLHHシリーズのCDプレーヤー

DAC:TDA1540
デジタルフィルター:SAA7030
再生周波数帯域20~20000Hz 
出力:アナログ・バランス出力
(本体)W220×H100×D445mm (コントローラー)W310×H50×D198mm
本体重量7.3kg コントローラー重量1.25kg
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[ 2012/03/24 16:37 ] ★CDデッキ Philips | TB(0) | CM(0)
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